天皇賞秋894
by admin • 2011年12月21日 • 中央レース
春秋両方の天皇賞でこれまでに牝馬が制したのは14回あります。中でも天皇賞春を牝馬で勝ったのは1953年のレダただ一頭であり他の13頭の勝利は全て天皇賞秋でのものです。2000mで開催されるようになってから3頭の牝馬が制覇していますが、それ以前の長距離で開催されていた時代でも10頭もの優勝馬がいる事などからも東京競馬場のコース適正が大きな要素であるといえます。
かつて長距離レースとして開催されて頃の天皇賞秋で優勝した牝馬の中で一番印象深い馬はこのプリティキャストでしょう。カツラノハイセイコー・ホウヨウボーイなどその時代の人気馬に対して有馬 結果騎乗した柴田政人騎手は予想外の大逃げ戦法に出ます。その道中、後続に100mもの差をつける大逃げであった事に重ねて有力馬同士のけん制によって好機となり全くのノーマークで逃げることができたのです。直線に入るとプリティキャストもバテて下がりはじめるのですがそれまでにつけていた圧倒的な大差を後続は詰める事ができないまま7馬身の差をつけ1着入線、トウメイ以来となる牝馬での制覇という栄光を手にしました。このプリティキャストの上がり3ハロンタイムは40秒台で、川崎記念 2012道中もプレッシャーをかけられずに楽に逃げられたことなど展開によっての勝利ではありますが、この印象的な逃げ切り勝利はその当時の競馬ファンだけでなく近年の天皇賞秋レースの中でも一番のレースとして多くの人に支持されるなど強烈なインパクトを与えたレースでした。
近年距離短縮によって牝馬の強豪馬が制する事も増加傾向です。将来的にも古馬G1天皇賞秋で強い牝馬の活躍する事を競馬ファンは注目しています。
